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弥生後期の人形土器

群馬県高崎市教育委員会が発掘調査を行なっていた若田坂上遺跡(同市若田町)で,弥生時代後期(2~3世紀)の人形土器の頭部2点が出土した。発掘調査された弥生時代の墓5基のうちの1基で見つかった。2点とも目はくり抜いてつくられ,鼻や耳は貼り付けられており,壺の上につけられていたとみられる。1点は縦約11.2㎝,横約10.5㎝,厚さ約6.8㎝で耳飾りをつける穴がある。もう1点は縦約9.4㎝,横約8.0㎝,厚さ約6.5㎝で,鼻の穴が表現されている。この墓の周辺で鉄製の腕輪も出土した。

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