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古代交通研究会第21回大会 古代・中世移行期の交通と祭祀

第21回古代交通研究会大会チラシ20210416 (1)
古代交通研究会第21回大会
古代・中世移行期の交通と祭祀
-北陸道・山陰道の水上交通・陸上交通を中心に-
2021年6月26日(土)・27日(日)
【趣旨】
平安時代の9・10世紀、地域社会の枠組みが大きく変化していたことが、文献史学に加え考古学の研究からも全国的に明らかになっています。では、その後の11世紀から12世紀、古代・中世の移行期において中央と地方とを結んだ古代の交通路は、いかに変化し中世へと移行していったのでしょうか。また、古代以来、交通路の要衝や難所では神が祀られているが、その祭祀は交通にどのような意味を持ち、9世紀以降、いかに変化していったのでしょうか。これらは、中央と各地域の古代のつながりが、いかに中世へと変化したのかを考える上で重要な課題です。
そこで今回の大会では、北陸道や山陰道にスポットを当て、塩津港遺跡(滋賀県長浜市)・寺家遺跡(石川県羽咋市)・青木横木遺跡(鳥取県鳥取市)など砂丘や潟湖に近接し、10世紀以降の環境の激変の影響を受けている水陸交通の結節点に位置する遺跡に注目したいと思います。

【日程】
第1日目 6月26日(土) 13:00~17:35 総会・個別事例報告
 1.「原遺跡(宮城県岩沼市)の調査」
:川又隆央氏(岩沼市教育委員会)
2.「東山道駅路矢ノ原ルートの新例―推定東山道駅路溜池地区の調査成果の概要―」
:和久裕昭氏(毛野考古学研究所)
3.「青谷遺跡群・養郷宮之脇遺跡(鳥取県鳥取市)の調査」
:坂本嘉和氏(鳥取県埋蔵文化財センター)
4.「高田遺跡の道路遺構と土佐国衙跡周辺の遺跡」
:池澤俊幸氏(高知県文化財団埋蔵文化財センター)
第2日目 6月27日(日) 10:00~16:30 テーマ報告・シンポジウム
1.「水陸交通の結節点、琵琶湖塩津港遺跡と神社」
:笹生衛氏(國學院大學)
2.「能登半島を縦断する北陸道の大動脈 邑知地溝帯と気多神社・寺家遺跡」
:中野知幸氏(羽咋市教育委員会)
3.「古代(平安期)山陰道及び日本海西部の水上交通研究の現状」
:吉永壮志氏(島根県立古代出雲歴史博物館)
4.コメント「陶磁器の流通と港湾施設の観点から」
:廣江耕史氏(前島根県埋蔵文化財調査センター)
   ※報告タイトルはいずれも仮のものです。
【開催方法および申込方法】
・今次の大会は新型コロナウイルス感染症予防の観点からオンラインで開催いたします。
・参加の申込は下記の古代交通研究会ウェブサイト上でおこないます。受付開始の5月1日(土)以降にウェブサイトに設けられた申込フォームから参加申込をお願いいたします〔申込期日6月18日(金)〕。
なお、開催方法の詳細はウェブサイトに記載しております。
古代交通研究会ウェブサイト http://kodaikoutsu.g1.xrea.com/

【問い合わせ先】
古代交通研究会第21回大会事務局・森田 E-mail:kodaikotsu21th@gmail.com

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