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弥生・古墳時代の木製品大量出土

熊本市が発掘調査を行なっている上代町遺跡群（同市西区上代）で，弥生時代と古墳時代のものとみられる木製品が463点出土した。出土した木製品は多種多様で，鍬・鋤などの農具，石斧の柄などの工具，皿などの食器，弓などの武器がみられる。また，朱漆が塗られた木製品もみつかり，銅剣の柄の一部「盤」とも考えられる。木製品は，長さ約120m，幅約15mの河川跡で出土し，水につかっていたためによく遺存した。