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紫雲出山遺跡から大型建物跡発見

香川県三豊市教育委員会が発掘調査を進めていた紫雲出山遺跡から,弥生時代中期後葉(前1世紀末頃)と考えられる大型掘立柱建物の柱穴3基が検出された。柱穴は長軸1.1~1.4m,短軸1.0~1.1mの楕円形で,そのうちの1つは深さ約1.1mを測る。これらの柱穴の間隔から掘立柱建物の規模は桁行約5.8m,梁間約3.5mと推定された。同遺跡は,2,000年以上前の弥生時代の高地性集落で,燧灘を一望できる紫雲出山(標高約352m)山頂に位置する。ほか,土器片や石鏃などが出土した。

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