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発掘情報
  • 中世

キリシタン大名による拡張工事跡

大阪府高槻市教育委員会の発掘調査により,高槻城跡(同市)の二の丸跡から戦国時代の堀跡が埋め立てられた状態で発見された。堀の幅約7m,深さ約2.5m,長さ約60m。堀はキリシタン大名,高山右近(1552年頃~1615年)が仕えた和田惟政が城主だった頃に機能していたとみられ,その後,和田氏を追放した高山右近が城を改修しようとして埋めたとされる。当時は城の防御機能強化などのために,城郭の拡張が進んだ時期であった。これまでの調査で,今回の堀跡から北約20mの地点で幅19m以上の堀跡も検出されている。

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