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人面が描かれた石製品

北海道埋蔵文化財センターが調査している木古内町幸連5遺跡の竪穴住居跡から,人面が描かれた石製品が1点出土した。縄文中期後半のものとみられ,砂岩を砥石などで研磨して板状に加工されている。一辺が約12~13㎝の逆三角形で,重さ約218g。黒色顔料を用いて塗布されており,顔上部に線が引かれ,眉と鼻が繋がった線や目,口などの表現がみられる。口の周辺には多数の点が描かれている。長野県唐渡宮遺跡から人体像が描かれた土器が出土してるが,人の顔が描かれた縄文時代の石製品はこれまで例がない。

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