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飛鳥・奈良時代の祭祀遺構

京都府舞鶴市の発掘調査により,田畔遺跡(同市)から,飛鳥・奈良時代の祭祀遺構が検出された。ほかに小規模古墳,掘立柱建物2棟,竪穴住居跡6棟も検出されている。竪穴住居跡のうち1棟から,かまど跡に土師器の甕2点・須恵器のふた1点を逆さに伏せ,三角形に並べられた状態での出土が確認された。そのほかにも,須恵器の甕や皿,坏,祭祀に用いる土馬の破片などコンテナ5箱分も出土している。小規模古墳(幅約6m)は,調査区の南端で,石室(幅約50㎝,奥行き約2m)を備えている。同遺跡では,これまでに7世紀中頃~末頃(飛鳥),9世紀ごろ(平安),12~13世紀(平安末期~鎌倉)の住居跡が確認されており,飛鳥~鎌倉時代まで断続的に集落形成されていたことが認められている。

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