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石垣の最先端構造を確認

愛知県豊橋市文化財センターが調査を進めている,戦国時代(1590年築造)の吉田城本丸の鉄櫓下石垣の基礎に,東海3県では未確認の最先端構造が用いられていることがわかった。通常用いられる石垣の基礎は,地面に並べた胴木の上に石を積み上げる。吉田城の場合,地面を掘り下げた掘り方に粗く石材を積み上げるとともに石混じりの土を詰め,たたき締めて基礎を築く。こうすることで,基礎の強度が増し,より高い石垣を築くことができるようになる。このような基礎構造は,奈良県大和郡山市の郡山城で確認されているが,ほかの事例はほとんど無く,胴木を用いる方法よりも手間がかかることなどから普及しなかったのではないか指摘されている。吉田城は関東の徳川家康の侵攻を防ぐ役割をもっており,豊臣秀吉の重臣である池田輝政が改修した。

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