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多数の炉跡が検出,干し貝の加工場跡か

愛知県豊橋市坂津寺貝塚から縄文時代中期後半の80基以上の石敷き炉跡と,5基以上の地床炉跡が検出された。同市文化財センターの調査による。調査は1350㎡の範囲で行なわれ,炉跡は全長約40m,幅約8m,厚さ最大1.6mの貝塚にある,9層にもおよぶ複数の作業面で検出されている。その数の多さと,貝塚から出土する貝のほとんどがハマグリであること,ほかの貝殻を含む生活ゴミが出土しないことから,干し貝の加工場だったと推定されている。これまで,縄文時代中期後半のこの地方では遺跡単位での自給自足的な生業が行なわれていたとされていたが,今回の調査により,干し貝などによる交易を前提とした生産活動が行なわれていたことが明らかになった。

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