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山科本願寺南殿から土塁跡

京都市文化財保護課が発掘調査を進めていた山科本願寺南殿跡(同市山科区)で,土塁跡などが検出された。山科本願寺南殿(現在光照寺付近)は,1489(延徳元)年に浄土真宗中興の祖・蓮如の隠居所として建てられ,1499(明応8)年に蓮如が亡くなったのち1532(天文元)年,法華宗などとの戦いで焼失した。絵図などから,防御のために二重の堀と土塁で囲まれたとされる。今回発掘された土塁は幅約5m,高さ約1.18m。裾が貼り石で補強されていた。堀は幅約5.5m,深さ約1.2m。内郭の北西角で,過去の調査などから内部は南北約125m,東西約100m規模と確認された。

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