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黒土遺跡から奈良時代の長舎と道路遺構

滋賀県草津市教育委員会と公益財団法人滋賀県文化財保護協会が発掘調査を進めている黒土遺跡(同市南笠町)から,奈良時代の長舎跡とみられる掘立柱建物と古代の東山道とみられる道路状遺構が検出された。掘立柱建物跡は柱穴34基を数え,桁行15間(約45m),梁間2間(幅6m)を測る。近江国庁の東脇殿と同じ規模。道路状遺構は長舎跡東側から検出され,道幅約12m,長さ約47mで,両脇に幅約1.2m,深さ約0.9mの側溝がつく。同遺跡の南西部には国指定史跡近江国府跡,北東部には栗太郡衙と推定される岡遺跡が位置する。

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