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道鏡ゆかりの由義寺か

公益財団法人八尾市文化財調査研究会が発掘調査を進めている東弓削遺跡・弓削寺跡(大阪府八尾市東弓削・都塚)から,3万点に及ぶ奈良時代後期の瓦が出土した。奈良文化財研究所の調査で,平城京の興福寺式軒丸瓦と軒平瓦と同屹とみられるものがあり,また東大寺式軒平瓦と似た文様のものもあった。大量の瓦の出土と,さらに都の瓦が使用されていたことから,同地が由義寺跡である可能性が高まった。由義寺(弓削寺)は,称徳女帝に重用された僧侶・道鏡の氏寺として知られ,『続日本紀』に度々登場するが,これまでに遺構の存在は確認されていなかった。

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