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シンポジウム「シリア内戦と文化遺産―世界遺産パルミラ遺跡の現状と復興に向けた国際支援―

東京国立博物館

 シリアでは、2011 年3 月に起きた大規模な民主化要求運動を契機に内戦状態に突入し、すでに5 年の月日が経過している。 シリア国内での死者は25 万人を超え、480 万人以上が難民となり国外へ逃れている。

 シリア内戦下では、貴重な文化遺産も被災し、国際的に大きなニュースとして報道されている。とくに昨年8 月から10 月に かけて起きたIS(自称『イスラム国』)による世界遺産パルミラ遺跡の破壊は、日本国内でも大々的に報道され注目を集めた。 パルミラ遺跡は、シルクロードの中継地として前1 世紀から後3 世紀にかけて栄えたオアシス都市の遺跡である。

 パルミラ遺跡は、2015 年5 月からIS に実効支配されていたが、2016 年3 月にシリア政府軍が奪還し、その後、ポーランド 人研究者2 名がシリア政府関係者に同行し、現地調査を実施している。彼らは、パルミラ遺跡とパルミラ博物館の被災状況を 入念に記録したほか、被災した博物館の収蔵品に対し応急的な保存修復を行い、その後、ダマスカスまで緊急移送している。

 今回のシンポジウムでは、現地で生々しい状況を目にしたこのポーランド人研究者ほか、国内外の専門家やユネスコ職員が 一堂に会し、パルミラ遺跡を含む被災したシリアの文化遺産の復興に向けてどのような支援が効果的なのか、討議を行う。

(日時)2016年11月20日(日) 13:00~17:40
(場所)東京国立博物館 平成館 大講堂
※入場無料・事前申込不要

詳細は下記のリンクにてご確認ください。
http://www.tobunken.go.jp/~kokusen/jp/161120/161120.html

お問い合わせは
東京文化財研究所文化遺産国際協力センター TEL03-3823-2427

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