発掘情報
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奈良時代の温石
茨城県教育財団が発掘調査を行なっていた金田西遺跡(つくば市)の奈良時代の竪穴建物跡から,温石が出土した。この温石は竪穴建物跡のかまどの脇で見つかり,縦約15.6㎝,横約12.1㎝,厚さ約5.3㎝。重さは約1.5㎏。蛇紋岩製で上が少し尖った宝珠形を呈す。尖った部分に小さなひもを通す穴がある。温石とは,火などで暖めた石を布にくるむなどして,体を温めたり,治療に使用したりしたもの。
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